本日より森のギャラリーではステンドグラス 三宅治良さんと、藍染め 下村透さんの展示が始まりました。
最初にご紹介するのは、新潟で活動する三宅治良さんのステンドグラス作品たち。
三宅さんは日本の住宅に似合うデザインのステンドグラスを沢山制作されております。
カラフルなガラスの作品も素敵ですが、様々な表情のある透明ガラスを使用した作品は、シンプルながら飽きがこないデザインが魅力的です。
八ヶ岳倶楽部の扉や窓でみられるステンドグラスのパネルも三宅さんの作品です。
動植物をモチーフにしたものから抽象的なデザインまで、様々な作品を制作されています。
三宅さんの作品からはどれも、親しみやすい温もりを感じます。ご自宅や店舗の窓や扉に合わせて、特注デザインのパネル作品もオーダー可能です。
その他、スタンドランプやフットランプ、アクセサリーも届いております。
次にご紹介するのは、京都に工房を構える藍染職人の下村透さん。
下村さんは化学薬品を一切使わず、日本の伝統的な自然素材の本藍を使って、藍染めをされています。
徳島県産の藍の葉を使った原料に灰汁や麩(ふすま)などを加え発酵させて作る染料と京都大原のきれいな水で作られる「天然灰汁発酵建(てんねんあくはっこうだて)」という古来からの藍染技法です。
作品によって彩度が全く違うのは、発酵段階の若いものと老いたものの差だそうです。二~五ヶ月程度の発酵段階の新古で染めやすさも色合いもすっかり変わるので、色の染めにくい熟した渋い色合いのものは、時に七回も染めるそうです。
浴衣、ワンピース、スカート、パンツ、シャツ、スカーフ等々。自分に一番似合う「藍」の色合いを是非、探してみてください。
ステンドグラス 三宅治良 / 藍染め 下村透 「職人の仕事展」
開催期間:2022年9月29日(木)→10月4日(火)
10:00~17:30 最終日16:30まで
お問い合わせはギャラリーまで TEL:0551-38-3395