棒田和義さんの陶板アートと作宮隆さんの花炭アート。
金沢出身、同郷のお二人による二人展が始まりました。
10/25(水曜日)から7日間の開催です。
八ヶ岳倶楽部ではお馴染み、陶板アート作家の棒田和義さんは、フランスやイタリアなど南ヨーロッパの街並みをモチーフに作品を制作されています。
九谷焼の上絵の具を使い表現された鮮やかな色彩は、南欧の乾いた空気感と高い日差しを印象付けます。
半立体の陶板アートは見る角度や光の当たり方でも少しずつ雰囲気が変わります。
高い技術に裏付けられたデフォルメで、見るものを飽きさせません。
他にも花の雄しべまで繊細に描かれた陶板画や、食器、小物も。
八ヶ岳倶楽部ギャラリーと、シンボルツリーのかつらの木を描いたマグ・皿もありますよ!
食器類は磁器のため、電子レンジ等もOK。
花炭アートの作宮隆さんは今年八ヶ岳倶楽部とのお付き合いは二年目になります。
花炭(はなすみ)とは、木の実や果実などをそのままの形で炭化させて作る技法の一種。
その歴史は室町時代より500年にのぼり、茶の湯の世界や飾り物として愛でられてきました。
作宮さんは森で採れた実や種などを炭焼窯で三日三晩焼き、その炭化素材を活かして作品作りをされています。
艶めく黒一色に変化することで、自然が生み出す形の美しさがより鮮明となります。
生命の力強さと儚さが炭の黒々とした美に閉じられて、半永久的な作品となりました。
黒の世界の中に煌めく、植物のイノチの循環を是非ご高覧ください。
開催期間:2023年10月25日(水)~10月31日(火)
10:00~17:30 最終日16:30まで
お問い合わせはステージまで TEL:0551-38-3395