ステージとギャラリー、それぞれ二名ずつ、技巧を凝らした職人展。
ステージではステンドグラスの三宅治良さん、藍染の下村透さんが登場です。
三宅さんのステンドグラスは色を抑えたシックで上品な作品から、コミカルで可愛らしい図柄を描いた作品まで種類豊富ですが、
どの作品も不思議と親しみやすい温もりを感じます。
三宅さんのウォール作品はあえて色無しの透明ガラスを使ったものが多くあります。
こうしてガラスの揺らぎを通してみることで、いつもと同じ森が「四季の色」を楽しむ作品に変わります。
ご自宅や店舗の窓、ドア、照明スペースなどに合わせた制作も可能。
サイズ、デザインイメージ、ご予算等、お気軽にご相談ください。
下村さんは化学薬品を一切使わず自然素材だけを使う日本古来の伝統的な技で藍染めをされています。
発酵と酸化を経る藍染では、化学染料のような均一な色作りは難しい。
だからこそ生まれる、その生きた揺らぎ。
それが「本物の藍」の魅力の一つといえます。
素材の違いもありますが藍色の彩度が全く違うのは、発酵段階の若いものと老いたものの差。
二~五ヶ月程度の発酵段階の新古で染めやすさも色合いもすっかり変わります。
化学薬品を一切使わない本藍染は今ではとても貴重になりました。それでも、作家さんから直接購入できる展示会ですから、反物もかなりお買い得に手に取っていただけます。
ただ、反物屋さんも不景気により廃業される業者さんが増えているそう。
その影響を受け、今回折り畳み傘は今ある4本で終了。
絞り染めの反物も今後価格が上がる可能性が高く、今が買い時です!
開催期間:2023年6月15日(木)~6月20日(火)
10:00~17:30 最終日16:30まで
お問い合わせはステージまで TEL:0551-38-3395