小沢智恵子さん 栗原くみこさん 緑川裕子さん
森尚子さん 安間恵子さん 山崎小枝子さん
6名の女性作家による様々な素材、モチーフ、デザイン。
見るもの沢山で目が迷ってしまう、底抜けに明るい展示が始まりました。
八ヶ岳倶楽部はすっかり冬景色となりました。
森のシルエットのもと、冬の白い陽光に照らされて華やぐステージ会場。
今回の展示には、アート&クラフトな楽しさがぎゅっと詰まっています。
小沢智恵子さんのフェルトワーク。
シルクにフェルトを合わせた軽やかなショールや上着。
まるで小沢さんが描かれる絵画を、そのまま纏うような鮮麗な衣服たち。
フェルトの鞄は軽くて温かみがあり、冬の装いにもぴったり。
半透明のキャンバスに描かれた絵画もあわせてじっくりとご覧ください。
栗原くみこさんの優雅で上品な装身具。
真鍮やシルバー、ゴールドを使った、揺らめきを感じるアクセサリー。
前回当店で展示をされた際、縄文大国山梨の出土品をご覧になり、縄文土器や土偶にインスピレーションを得たそう。
渦巻きや縄模様をさり気なくモチーフに取り入れた装身具は、古から続く悠久の時を感じさせるデザインです。
緑川裕子さんのアクセサリーは衣服の中からひょっこり顔を出すような愛らしいカエルを始め、リアルな虫の造形が目を惹きます。
実物から型を取ったトンボやセミの翅は、本物の美しい透明感を感じさせるきらめき。
軽くて付けやすいコットンパールのアクセサリー、ネックレスはその日のいでたちに合わせて様々な形を楽しめる優れものです。
森尚子さんの樹脂のアクセサリーはポップで可愛らしいだけではありません。
ファンタジックな想像から作られた植物たちは、どれもマジカルな設定付き。
森の魔女からこっそり買い付けた様な気分で、ユーモアと空想の詰まった未知の植物を胸元に飾れます。
ひとつひとつ丁寧に付けられた説明書きを読むのも楽しい、夢の広がるアクセサリーです。
半立体のビーズコサージュを作られたのは安間恵子さん。
女性の掌大ほどの大きさで、インパクト大。コーディネートの主役のワンポイントに。
個性的ながら、しかし、合わせるお洋服の幅も広い、煩くなりすぎない絶妙な色合いです。
裏面まで遊び心たっぷりに作られているので、是非手に取ってご覧になってください。
山崎小枝子さんの筆は絵画に衣類、バッグ、人形と、様々な媒体へ自由に走り回っています。
上着にセーター、ワンピース、Tシャツ、キャンバスバッグ、エコバッグ…
鮮やかでポップな個性の光る世界観。
森の子、海の子シリーズは子供たちの未来を憂う、深いテーマが込められています。
六者六様、素材もテーマも全く違う「よそおい」の展示会。
活力に満ち満ちた活き活きとした展示会場は、眺めるだけでも元気になれそう。
あなただけの素敵な一枚、一個を見つけてください。
ジョイフル色とりどり作品達
開催期間:2022年11月24日(木)~12月1日(木)
11:00~16:30 最終日15:30まで 水曜定休
お問い合わせはステージまで TEL:0551-38-3395