蕪の森スタジオ、真木香さん 真木雅子さんの親子展が開催です。
布に適度な張りと重みがあり、美しいシルエットで縫製された洋服たちは手を加えずに袖を通せば、それで形が決まります。
今回は特に夏向けの涼やかな麻衣や綿衣に注目!
薄手のストールは柔らかさと生地の張り感を両立。
シルク、綿、パイナップルの葉の繊維…
厳選された天然素材で作られた布は、布自体に奥行を感じる魅力的な風合いです。
丁寧に染められた草木染の柔らかい色合いで、自然に巻くだけで上品さを演出できます。
ワンピース、ブラウス、チュニック、パンツ、スカート、ストール、など
手提げ籠は山胡桃の樹皮を中心に、薄引き皮藤など様々な素材を合わせて編み上げられています。
雅子さんは”素材の声を聞く事”を大切にされます。
日本のバスケタリ―作家の第一人者として活躍する雅子さんの籠。
手にしっくりと馴染む形と丁寧な仕事に見惚れてしまいます。
お出かけにも勿論、インテリアとしても飾って使える籠たちです。
今回の新作で是非ご覧いただきたいのは茶箱のおしふく。
茶道に必要なお道具を揃いの布で包み、そこに真木さんの帯を合わせれば完璧な茶道コーディネートに!
一見、シンプルでスタンダードな作品たち。
その実、細かなラインまでひとつひとつデザインを突き詰められています。
素材の良さ、仕事の緻密さ、デザインの美しさ。見て、触れて、すぐに伝わるその上質さ。
自然素材だからこそ、馴染み、落ち着いていく布や籠を育てる楽しみも生まれます。
ギャラリー常設でもお二人の作品を置かせていただいていますが、
一時にこれだけの品数を見られるタイミングは滅多にありません。
凛とした会場の雰囲気ごと、お楽しみください。
開催期間:2023年7月27日(木)~8月1日(火)
10:00~17:30 最終日16:30まで
お問い合わせはステージまで TEL:0551-38-3395